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内容紹介
"戦略思考や日々の業務の網羅リストとしてよくまとまっており、これらを体験的に認識している読者であっても、再度自分の責務と実務を見直す気づきを得られるでしょう。また、これからCTOというポジションに就かれる方、将来のキャリアとしてCTOを検討しているという方の指針を提示してくれる書となります。"(パナソニック コネクト株式会社 CTO 榊原彰氏 推薦)
"CTOは単なる「技術部門の長」ではなく、「技術がわかる経営者」として振る舞うべきだという点です。エンジニアリング組織は企業の「資産」であり、そこから生み出されるアウトプットがプロダクトを形成し、最終的に売上・利益という「ビジネス価値」へ変換されます。この構造を深く理解し、技術への投資をビジネスや財務の言葉で翻訳し、経営判断を下すことこそが、現代のCTOに求められる要件です。本書はそのための思考の土台を築いてくれます。" (PharmaX株式会社 CTO 上野彰大/「監訳者より」より抜粋)
本書では、技術戦略やビジョンの構築、技術的判断、開発、セキュリティ対応から採用、組織づくり、カルチャー醸成、経営陣との関係構築、さらにM&Aにおけるデューディリジェンスまで幅広く解説。著者の実体験を交えながら、CTOの役割と仕事の全体像を丁寧にひも解き、体系的にまとめています。
将来CTOを目指すエンジニアや、CTOになったばかりの方には、優れた技術リーダーとして成功するための指針として。ベテランCTOにとっては、自身のポジションを振り返るリマインダーとして。実践的に役立つガイドブックです。
Manning出版『Think Like a CTO』(Alan Williamson 著)日本語版。
書誌情報
- 著者: Alan Williamson(著), 長尾高弘(訳), 上野彰大(監修)
- 発行日: 2025-12-16
- 最終更新日: 2025-12-16
- バージョン: 1.0.0
- ページ数: 528ページ(PDF換算)
- 対応フォーマット: PDF
- 出版社: マイナビ出版
対象読者
CTOを目指しているベテランエンジニア・CTOになったばかりで、自分に求められていることに悩んでいる方・改めて自身の役割を見つめなおしたいベテランのCTO・CTOが自社に必要かどうかを判断したい経営者
著者について
Alan Williamson
15年以上にわたり、プライベートエクイティ(PE)ファンドの支援を通じて技術チームの構築と成長に携わり、複数のポートフォリオ企業でCTOを務めた経験を持つ。PEファンドが支援する企業では、CTOエグゼクティブチームのリーダーとしても活躍。現在は、創業者経営の中堅企業を専門とするシカゴのPEファンド「New Harbor Capital」にて、移行期のCTOやメンタリングサービスを提供するポートフォリオオペレーションズグループのパートナーを務めている。IT業界で25年以上の経験を持ち、Javaで書かれた世界初のCFMLエンジンの開発に貢献。イギリス初のJavaチャンピオン。
長尾高弘

株式会社ロングテール社長。技術翻訳者として、ソフトウェア開発やAI、組織論など幅広い分野を手掛ける。訳書に『The DevOpsハンドブック』、『継続的デリバリーのソフトウェア工学』(ともに日経BP)、『数式なしでわかるAIのしくみ』、『データビジュアライゼーションのためのデザイン原則』(ともにマイナビ出版)、『Wiring the Winning Organization 成功する組織を導く3つのメカニズム』(日本能率協会マネジメントセンター)、『scikit-learn、Keras、TensorFlowによる実践機械学習 第3版』(オライリー・ジャパン)、『Web APIテスト技法』(翔泳社)、『Scalaスケーラブルプログラミング 第4版』(インプレス)など、これまでに手掛けた訳書は百数十冊にのぼる。
上野彰大

東京大学生命科学研究科修了。大阪府堺市出身。新卒でIGPI(経営共創基盤)に入社した後、2018年12月に次世代オンライン薬局を運営するPharmaX株式会社(旧株式会社YOJO Technologies)を共同創業、同社のCTOを務める。また、アプリケーション設計・実装、統計・機械学習、ブロックチェーン、量子コンピュータなど、ITを中心に幅広く調査・実践するコミュニティ「StudyCo」運営者の1人。
目次
序文
はじめに
- 謝辞
- 本書について
- 0.1 対象読者
- 0.2 本書の構成:ロードマップ
- 著者について
目次
第1章 CTOとは何か
- 1.1 CTOはどのような役割を果たすのか
- 1.2 CTOのさまざまなタイプ
- 1.3 CTOが必要かどうかの判定方法
- 1.4 IT技術者からの昇進
- 1.5 CTOに求められる資質トップ10
- 1.6 まとめ
第2章 人間関係の構築
- 2.1 CEOとの協力関係の構築
- 2.2 CFOを味方につける方法
- 2.3 同僚との協力関係
- 2.4 前のCTOからの引き継ぎ
- 2.5 取締役会でのプレゼンテーション
- 2.6 コミュニケーション
- 2.7 社内政治
- 2.8 チェンジマネジメント
- 2.9 まとめ
第3章 基本構想/ビジョンの立案と実現
- 3.1 基本構想
- 3.2 顧客との関わり
- 3.3 長期的な計画
- 3.4 技術の地殻変動に対応できる計画の立て方
- 3.5 エレベーターピッチ
- 3.6 予算の立案
- 3.7 短期的な計画と見込み
- 3.8 まとめ
第4章 チームの構築
- 4.1 人材のさまざまな形態
- 4.2 採用時期の判断
- 4.3 志願者を集める方法
- 4.4 職務記述書の作成
- 4.5 まとめ
第5章 面接、選考、オンボーディング
- 5.1 面接
- 5.2 採点
- 5.3 断りの入れ方
- 5.4 オンボーディング
- 5.5 まとめ
第6章 チームのマネジメント
- 6.1 行動憲章
- 6.2 組織の形
- 6.3 肩書
- 6.4 チームの指揮命令系統
- 6.5 1on1ミーティング
- 6.6 教育訓練
- 6.7 コミュニケーション
- 6.8 まとめ
第7章 人事考課
- 7.1 スキルマトリクス
- 7.2 障害処理
- 7.3 解雇
- 7.4 リモートワーク
- 7.5 まとめ
第8章 技術に関する判断
- 8.1 ロックインを避ける
- 8.2 自社開発か購入か
- 8.3 クラウドかオンプレミスか
- 8.4 DR(災害復旧)
- 8.5 データの管理
- 8.6 マイクロサービスかモノリシックか
- 8.7 オープンソース
- 8.8 言語とフレームワーク
- 8.9 まとめ
第9章 開発
- 9.1 プロジェクトの計画立案
- 9.2 開発標準
- 9.3 バージョン管理
- 9.4 品質保証(QA)
- 9.5 継続的インテグレーション/継続的デプロイ(CI/CD)
- 9.6 技術的負債
- 9.7 リリース
- 9.8 顧客からの要望
- 9.9 まとめ
第10章 契約管理
- 10.1 サービス契約
- 10.2 ベンダーの評価
- 10.3 ソフトウェアライセンスの管理
- 10.4 サポート契約
- 10.5 まとめ
第11章 ドキュメンテーション
- 11.1 なぜドキュメントか
- 11.2 ドキュメンテーションのタイプ
- 11.3 ホワイトペーパー
- 11.4 ベストプラクティス
- 11.5 まとめ
第12章 セキュリティー
- 12.1 パッチ
- 12.2 ペネトレーションテスト
- 12.3 ソーシャルエンジニアリング
- 12.4 データ漏洩
- 12.5 パスワード管理
- 12.6 セキュアな環境
- 12.7 セキュリティーを織り込んだ開発
- 12.8 実際に攻撃を受けたらどうするか
- 12.9 CISO(最高情報セキュリティー責任者)
- 12.10 まとめ
第13章 IT部門の維持管理
- 13.1 ハードウェアの管理
- 13.2 サポート契約
- 13.3 モニタリング
- 13.4 バックアップと復元
- 13.5 予算管理
- 13.6 まとめ
第14章 会社の成長
- 14.1 投資グループ
- 14.2 即席のピッチ
- 14.3 投資者との協調
- 14.4 事業統合の準備
- 14.5 デューデリジェンス
- 14.6 後任者への引き継ぎ
- 14.7 前任者からの引き継ぎ
- 14.8 まとめ
第15章 あなた自身のこと
- 15.1 自分自身の人事評価
- 15.2 メンター
- 15.3 ペースの維持
- 15.4 技術の変化のチェック
- 15.5 引き継ぎの準備
- 15.6 キャリアの成功
- 15.7 ステップアップ
- 15.8 まとめ
