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Windows Server 2012 R2 Hyper-Vシステム設計ガイド

インプレス

3,352円 (3,048円+税)

Windows Server 2012 R2 Hyper-VやSystem Center 2012 R2について仮想化関連機能の全容をつかめます。設定内容も数多く紹介しながら、どのようなときに使うべきかなどの勘どころも解説。

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内容紹介

Windows Server 2012 R2 Hyper-VやSystem Center 2012 R2について仮想化関連機能の全容をつかめます。設定内容も数多く紹介しながら、どのようなときに使うべきかなどの勘どころも解説。さらに仮想化システムを構成するHyper-Vホスト、ネットワーク、ストレージ、System Center、バックアップについて設計のベストプラクティスを説明。そのうえで、提案依頼書をもとに、仮想化システムを設計。リソースのスペックや組み合わせなど設計のバランス感覚が養えます。仮想化技術の実践をリードする著者陣による渾身の1冊です。

書誌情報

  • 著者: 株式会社ネットワールド 末森俊博, 工藤真臣, 伊藤忠テクノソリューションズ株式会社 杵島正和, 日本ヒューレット・パッカード株式会社 小川大地, ネットアップ株式会社 高野勝, 日本マイクロソフト株式会社 高添修
  • 発行日: (紙書籍版発行日: 2013-12-20)
  • 最終更新日: 2014-01-31
  • バージョン: 1.0.0
  • ページ数: 296ページ(PDF版換算)
  • 対応フォーマット: PDF
  • 出版社: インプレス

対象読者

SIerやユーザー企業などのシステムエンジニア。実システムでの導入を検討しているユーザー。[本書を読む前に理解していたほうがよい知識]サーバー仮想化環境、ネットワーク、ストレージ、バックアップの基礎知識

著者について

株式会社ネットワールド 末森俊博

株式会社ネットワールド所属。マイクロソフト製品担当主任システムエンジニア。かつてマイクロソフトで Exchange Server のプレミアサポートエンジニアとして培った経験をベースに、マイクロソフト製品全般の技術支援を担当。

工藤真臣

株式会社ネットワールド所属。vExpert 2012 /2013。クラウド基盤製品全般のプリセールス、サービスデリバリーに従事。最近エンジニアぽいことをしていない気がして、少し気にしている。

伊藤忠テクノソリューションズ株式会社 杵島正和

伊藤忠テクノソリューションズ株式会社にて、マイクロソフトソリューションを中心とした営業支援と技術検証を担当。近年は System Centerに注力して活動中。Microsoft MVP(System Center Cloud and Datacenter Management)。

日本ヒューレット・パッカード株式会社 小川大地

日本ヒューレット・パッカード テクノロジースペシャリスト。日々進歩するテクノロジーに対し、机上論ではなく、性能から運用まで考慮して、現実的にどう設計すべきかを、メーカーならではの豊富な最新機材を用いて検証。実際に最新技術を求める顧客へは自らシステム提案を行う。仮想化カテゴリにおける Microsoft MVP、および VMware vExpert。

ネットアップ株式会社 高野勝

ネットアップ株式会社 シニアシステムズエンジニア。国内システムインテグレーターにて Active Directory、Exchange などの運用や環境移行のコンサルティングを経験。2007年、NetApp に入社。マイクロソフト関連ソリューションを担当。Windows File System Storage カテゴリにおける Microsoft MVP。趣味はボルダリングと旅行。

日本マイクロソフト株式会社 高添修

日本マイクロソフト株式会社 エバンジェリスト。マイクロソフトのインフラ系テクノロジーや製品、サービスを日本に紹介する役割を担当。守備範囲は広く、複雑化していく新しい IT をわかりやすく噛み砕いて説明することを得意とし、日々イベントやセミナーでの講演、執筆活動などを行っている。

目次

本書について

著者プロフィール

第1章 マイクロソフトの仮想化の歴史

  • 1-1 DSI構想と仮想化の関係
  • 1-2 マイクロソフトの仮想化技術の変遷

第2章 仮想化基盤を構成する要素技術

  • 2-1 Windows Server 2012 R2 Hyper-Vの特徴と機能/2-1-1 Hyper-Vアーキテクチャーの特徴
  • 2-1-2 Hyper-Vのアドバンテージ
  • 2-1-3 Windows Server 2012 R2のエディション
  • 2-1-4 ダウングレードとダウンエディション
  • 2-1-5 Hyper-Vの主な機能
  • 2-1-6 Hyper-V環境の高可用化
  • 2-1-7 Hyper-Vの高度な機能
  • 2-1-8 Hyper-VのサポートOS
  • 2-1-9 Hyper-Vの管理ツール
  • 2-2 System Center 2012 R2による仮想化基盤の管理/2-2-1 System Center 2012 R2 の全体像
  • 2-2-2 System Center 2012 R2 Virtual Machine Manager
  • 2-2-3 System Center 2012 R2 Operations Manager
  • 2-2-4 System Center 2012 R2 App Controller
  • 2-2-5 System Center 2012 R2 Service Manager
  • 2-2-6 System Center 2012 R2 Orchestrator
  • 2-2-7 System Center 2012 R2 Data Protection Manager
  • 2-2-8 System Center 2012 R2 Configuration Manager
  • 2-2-9 System Center 2012 R2 Endpoint Protection
  • 2-3 仮想化環境におけるストレージの役割/2-3-1 2種類のストレージ
  • 2-3-2 NetAppストレージの動作モード/2-3-3 NetAppストレージを使ううえで知っておきたい10個の技術/NetAppの共通技術(7-mode cDOT 共通)
  • 2-3-4 cDOTを使ううえで知っておきたい5つの技術
  • 2-4 仮想化基盤へのサーバーの移行/2-4-1 仮想サーバーの構築
  • 2-4-2 仮想サーバーへの移行方式について
  • 2-4-3 P2Vの移行について
  • 2-4-4 V2Vでの移行について/2-4-5 サーバー移行の計画のポイント
  • 2-4-6 サーバー移行の事前テストの必要性
  • 2-5 VMware vSphereとの用語の違いを知ろう/2-5-1 実装の違い
  • 2-5-2 用語の違い

第3章 Hyper-Vデザインパターン──失敗しない設計のために

  • 3-1 Hyper-Vホストのベストプラクティス/3-1-1 物理サーバーの考慮事項/3-1-2 プロセッサの考慮事項とサイジング
  • 3-1-3 メモリの考慮事項とサイジング
  • 3-1-4 ディスクの考慮事項
  • 3-1-5 親パーティションの考慮事項
  • 3-1-6 冗長構成の考慮事項
  • 3-2 ネットワークのベストプラクティス/3-2-1 ネットワークポートのサイジング
  • 3-2-2 ネットワーク構成例
  • 3-2-3 1GbEと10GbEのどちらを選択するか?
  • 3-2-4 アップリンク周りの設計
  • 3-3 ストレージのベストプラクティス/3-3-1 処理性能
  • 3-3-2 搭載容量
  • 3-3-3 既存環境の調査
  • 3-4 System Centerのベストプラクティス/3-4-1 System Center 2012 R2 Virtual Machine Manager(SCVMM)
  • 3-4-2 System Center 2012 R2 Operation Manager(SCOM)
  • 3-4-3 System Center製品の仮想化
  • 3-5 バックアップのベストプラクティス/3-5-1 バックアップの要件
  • 3-5-2 ソフトウェアを使用したバックアップ
  • 3-5-3 ハードウェアを使用したバックアップ

第4章 [デザインパターン1] ここまでできるHyper-Vシステム

  • 4-1 本章で完成を目指すシステム
  • 4-2 パターン1シナリオ
  • 4-3 仮想RFPの提示
  • 4-4 Hyper-V導入のメリット
  • 4-5 基本設計/4-5-1 仮想化の対象とするホストの調査/4-5-2 仮想マシンとHyper-Vホストの基本構成の決定
  • 4-5-3 仮想マシンへの移行方式の決定/4-5-4 仮想マシンと仮想化ホストのバックアップ方式の決定
  • 4-5-5 プロセッサ/4-5-6 メモリ
  • 4-5-7 必要なネットワーク数、冗長化の方法、帯域幅の決定
  • 4-5-8 ホスト台数
  • 4-5-9 Hyper-Vレプリカ設計
  • 4-5-10 IOPSとストレージ容量の算出
  • 4-5-11 ストレージモデルの決定/4-5-12 監視
  • 4-6 詳細設計のポイント/4-6-1 パラメーターシートへの記載
  • 4-6-2 Hyper-Vホスト
  • 4-6-3 ネットワーク
  • 4-6-4 バックアップ
  • 4-6-5 ストレージ
  • 4-6-6 運用のポイントや注意事項

第5章 [デザインパターン2] System Centerを活用したHyper-Vシステム統合基盤

  • 5-1 パターン2シナリオ
  • 5-2 仮想RFPの提示
  • 5-3 基本設計/5-3-1 仮想化の対象とするホストの調査
  • 5-3-2 仮想マシンとHyper-Vホストの基本構成の決定/5-3-3 仮想マシン移行方式の決定/5-3-4 仮想マシンと仮想化ホストのバックアップ方式の決定
  • 5-3-5 プロセッサ
  • 5-3-6 メモリ
  • 5-3-7 必要なネットワーク数、冗長化の方法、帯域幅の決定
  • 5-3-8 ホスト台数/5-3-9 IOPSとストレージ容量の算出
  • 5-3-10 ストレージモデルの決定
  • 5-4 SCOM設計/5-4-1 サーバースペックの決定
  • 5-4-2 監視ポイントの決定
  • 5-4-3 レポーティングの構成
  • 5-5 SCVMM設計/5-5-1 サーバースペックの決定
  • 5-5-2 VMテンプレートの作成/5-5-3 サービステンプレートの作成
  • 5-5-4 ファブリックに含めるリソースの決定/5-5-5 更新管理
  • 5-6 システム構成、SCVMM/SCOM詳細設計、ストレージへの配置
  • 5-6-1 パラメーターシートへの記載
  • 5-6-2 Hyper-V ホスト
  • 5-6-3 ネットワーク
  • 5-6-4 ライブラリの構成
  • 5-6-5 監視とレポート
  • 5-6-6 ストレージ
  • 5-7 System Centerの配置、Hyper-V over SMBクラスターなど

第6章 サービス化とクラウド化──さらなる拡張に向けて

  • 6-1 OS標準機能で作るMicrosoft VDI
  • 6-1-1 RDP 8.1の劇的な進化とマルチデバイス対応
  • 6-1-2 動的な管理と仮想マシンの自動作成機能
  • 6-1-3 ユーザー固有の設定やデータを管理・保護するプロファイルディスク/6-1-4 パッチの適用など、定期的なメンテナンスのための機能
  • 6-1-5 サーバー上のGPUを複数の仮想デスクトップで共有する RemoteFX
  • 6-1-6 VDIに最適化された低コストなストレージ環境
  • 6-2 プライベートクラウド基盤の構築
  • 6-3 Windows Azure Packによるパブリッククラウド構築
  • 6-4 シームレスハイブリッドクラウド/6-4-1 仮想マシンの移行性(双方向)
  • 6-4-2 ハイブリッドクラウドにおけるアプリケーションの稼働監視
  • 6-4-3 ハイブリッドなクラウドの運用管理の自動化
  • 6-4-4 Windows Azureへのバックアップ

索引

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