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内容紹介
本書では Twitter のようなマイクロブログサービスを題材にして、実際に手を動かしながら学んでいくチュートリアル形式を採用しています。本書は実践的な学びを重視しているので、Ruby や Rails だけでなく、アプリケーションの品質を高くするためのテスティングフレームワーク (minitest) や、昨今では当たりとなっているバージョン管理システム (Git)、そして、作ったアプリケーションを公開するプラットフォーム (Render) の使い方なども学べます。本書を読み終える頃には、ウェブサービスの開発から公開までの一連の流れを、体験を通して理解できるようになるでしょう。
さらに、原著と同様に、本書をウェブ上から読めるWebテキスト版も別途提供される予定です。
本書を通して、Ruby/Railsの学習・習得や、新しいウェブサービスの開発・公開の一助になれば嬉しいです。
※ 本書による売り上げは、ウェブサイトの維持・管理費、および、Railsチュートリアルの継続的な更新費用に使わせて頂きます。Railsチュートリアルの質を高く維持し、継続的に最新の情報にアップデートしていくことで、全国の Ruby/Rails コミュニティに貢献できれば幸いです。ご協力のほど、よろしくお願いいたします。
書誌情報
- 著者: Michael Hartl(著), YassLab株式会社(訳)
- 発行日: 2025-10-08
- 最終更新日: 2025-10-08
- バージョン: 1.0.0
- ページ数: 894ページ(PDF版換算)
- 対応フォーマット: PDF, EPUB
- 出版社: 達人出版会
対象読者
プログラミング初級者以上の方で、Ruby/Rails を使ってウェブサービスを開発・公開してみたい方。実例を使ってテスト駆動開発を学びたい方。他のプログラミング言語を使った経験があり、Ruby/Rails を学んでみようと考えている方。
著者について
Michael Hartl

マイケル・ハートル(Michael Hartl)は、Ruby on Railsチュートリアルという、Ruby on Railsを使って初めてWebアプリケーションを開発する際に最もよく参考にされるチュートリアルの著者です。以前は、(今ではすっかり古くなってしまいましたが)「RailsSpace」という本の執筆および開発に携わったり、また、一時人気を博したRuby on Railsベースのソーシャルネットワーキングプラットフォーム「Insoshi」の開発にも携わっていました。なお、2011年には、Railsコミュニティへの高い貢献が認められて、Ruby Hero Awardを受賞しました。ハーバード大学卒業後、カリフォルニア工科大学で物理学博士号を取得し、起業プログラムY Combinatorの卒業生でもあります。
YassLab株式会社

誰もがプロダクトを創り・磨き・語れる時代を目指して、YassLab 株式会社では『Railsチュートリアル』や『Railsガイド』といったコンテンツを制作・運営しています。『Railsチュートリアル』では、より良い研修プログラムをサポートする「研修支援サービス」や、教育事業などでの教材利用をサポートする「教材連携サービス」といったサービスも提供しています。詳細はhttps://yasslab.jp/ja/からお気軽にお問い合わせください!
目次
第1章 ゼロからデプロイまで
- 1.1 前提知識
- 1.2 さっそく動かす
- 1.3 最初のアプリケーション
- 1.4 Gitによるバージョン管理
- 1.5 デプロイする
- 1.6 最後に
- 1.7 本チュートリアルで用いている表記の慣習
第2章 Toyアプリケーション
- 2.1 アプリケーションの計画
- 2.2 Usersリソース
- 2.3 Micropostsリソース
- 2.4 最後に
- 2.5 Toyアプリケーションをデプロイする
第3章 ほぼ静的なページの作成
- 3.1 セットアップ
- 3.2 静的ページ
- 3.3 テストから始める
- 3.4 少しだけ動的なページ
- 3.5 最後に
- 3.6 高度なセットアップ
第4章 Rails風味のRuby
- 4.1 動機
- 4.2 文字列とメソッド
- 4.3 他のデータ構造
- 4.4 Rubyにおけるクラス
- 4.5 最後に
第5章 レイアウトを作成する
- 5.1 構造を追加する
- 5.2 Sassとアセットパイプライン
- 5.3 レイアウトのリンク
- 5.4 ユーザー登録: 最初のステップ
- 5.5 最後に
第6章 ユーザーのモデルを作成する
- 6.1 Userモデル
- 6.2 ユーザーを検証する
- 6.3 セキュアなパスワードを追加する
- 6.4 最後に
第7章 ユーザー登録
- 7.1 ユーザーを表示する
- 7.2 ユーザー登録フォーム
- 7.3 ユーザー登録失敗
- 7.4 ユーザー登録成功
- 7.5 プロ品質のデプロイ
- 7.6 最後に
第8章 基本的なログイン機構
- 8.1 セッション
- 8.2 ログイン
- 8.3 ログアウト
- 8.4 最後に
第9章 発展的なログイン機構
- 9.1 Remember me 機能
- 9.2 [Remember me]チェックボックス
- 9.3 [Remember me]のテスト
- 9.4 最後に
第10章 ユーザーの更新・表示・削除
- 10.1 ユーザーを更新する
- 10.2 認可
- 10.3 すべてのユーザーを表示する
- 10.4 ユーザーを削除する
- 10.5 最後に
第11章 アカウントの有効化
- 11.1 AccountActivationsリソース
- 11.2 アカウント有効化のメール送信
- 11.3 アカウントを有効化する
- 11.4 本番環境でのメール送信
- 11.5 最後に
第12章 パスワードの再設定
- 12.1 PasswordResetsリソース
- 12.2 パスワード再設定のメール送信
- 12.3 パスワードを再設定する
- 12.4 本番環境でのメール送信(再掲)
- 12.5 最後に
第13章 ユーザーのマイクロポスト
- 13.1 Micropostモデル
- 13.2 マイクロポストを表示する
- 13.3 マイクロポストを操作する
- 13.4 マイクロポストの画像投稿
- 13.5 最後に
第14章 ユーザーをフォローする
- 14.1 リレーションシップモデル
- 14.2 [Follow]のWebインターフェイス
- 14.3 ステータスフィード
- 14.4 最後に