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内容紹介
バイオ統計学が対象とする「臨床」「環境」「ゲノム」の分野ごとに具体的なデータを中心にすえて、確率的推論、データ収集の計画、データ解析の基礎と方法を明快に分かりやすく述べた、わが国初めてのバイオ統計学テキストシリーズである。本書は、医学や医療に志す学生のテキストとして使用できるように、高等学校「数学1」・「数学2」程度の数学的バックグラウンドの読者に理解できるよう配慮してある。また、久留米大学、九州大学、東京理科大学医薬統計コースで行った講義ノートをベースにしており、具体的な医療事例を使って、統計を理解できるようになっている。内容はベイズの定理とその応用、統計的推定・検定、分散分析、回帰分析、ロジスティック回帰分析の基礎を解説する。
書誌情報
- 著者: 柳川 堯, 荒木 由布子
- 発行日: 2010-02-01 (紙書籍版発行日: 2010-02-01)
- 最終更新日: 2010-02-01
- バージョン: 1.0.0
- ページ数: 276ページ(PDF版換算)
- 対応フォーマット: PDF, EPUB
- 出版社: 近代科学社
対象読者
医学統計,統計学,医学,看護統計学,医療統計に興味がある人
著者について
柳川 堯

1966 年 九州大学大学院理学研究科修士課程(統計数学)修了
1970 年 同校理学博士
1975 年 オーストラリアCSIRO 上級研究員
1977 年 米国立がん研究所客員研究員
1981 年 米国立環境健康科学研究所客員研究員
1982 年 ノースカロライナ大学準教授
1992 年 九州大学教授
1993 年 国際統計教育センター( インド)客員教授
1996 年 九州大学大学院(数理学研究院)教授を歴任
2004 年 久留米大学バイオ統計センター教授
現在に至る
主な著作は以下の通り『統計科学の最前線』(九州大学出版会,2003)『環境と健康データ:リスク評価のデータサイエンス』(共立出版,2002)『臨床医学のためのバイオ統計学』(共訳,サイエンティスト社,1995 )『統計数学』(近代科学社,1990)
荒木 由布子

2005年 九州大学大学院数理学府数理学専攻博士後期課程修了
同校数理学博士
九州大学大学院数理学研究院学術研究員
2007年 久留米大学バイオ統計センターポストドクトラルフェロー
2008年 同センター 助教
現在に至る