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はじめてのフレームワークとしてのFuelPHP

達人出版会

2,596円 (2,360円+税)

PHP 5.3以降の機能をフル活用する新フレームワーク、FuelPHP。そのインストールからユニットテストまでの主要な機能を紹介する入門編と、実際のアプリケーション開発の流れを示す実践編の2部構成により、フレームワーク初心者でもFuelPHPが使いこなせるようになる一冊。リモートデバッグの解説も付録として収録。

サポートサイト

著者によるサポートページとTwitter公式アカウントが公開されています。

関連書籍

本書の改訂版(全3巻)の第1巻である『はじめてのフレームワークとしてのFuelPHP第2版(1) 環境構築編』『同(2) 入門編』『同(3) 実践編』が発売されています。

はじめてのフレームワークとしてのFuelPHP第2版(1) 環境構築編
鈴木憲治
達人出版会
発行日: 2014-04-17
対応フォーマット: EPUB, PDF
はじめてのフレームワークとしてのFuelPHP第2版(2) 入門編
鈴木憲治
達人出版会
発行日: 2014-04-23
対応フォーマット: EPUB, PDF
はじめてのフレームワークとしてのFuelPHP第2版(3) 実践編
鈴木憲治
達人出版会
発行日: 2014-04-23
対応フォーマット: EPUB, PDF

内容紹介

こんなフレームワークが欲しかった!

FuelPHP は、2011 年7 月に最初のバージョン1.0 がリリースされた最新のフレームワークです。先行する多くのフレームワークを参考に、PHP 5.3 の機能をフルに活用しゼロから開発されました。最初からMongoDB やRedis をサポートし、RESTful なコントローラをすぐに作成できる最先端のフルスタックなフレームワークです。しかも、シンプルで覚えやすく、かつ、軽量高速です。

新しいフレームワークですが、すでにGitHub では100 人以上の開発者がFuelPHP の開発に参加しており、ユーザも徐々に増え、品質や安定度も急激によくなってきています。本書は、そのFuelPHP の2012 年6 月にリリースされた最新のバージョン1.2 に関する日本初の入門書です。

本書のテーマは、フレームワークを使ったことのないPHP ユーザの方が、FuelPHP を使いこなせるようになることです。そのために開発をサポートするための開発環境の構築を丁寧に説明しており、フレームワークの基本から学習できるように構成されています。

本書のもう1 つのテーマは、FuelPHP での開発に際しテキストとなるような日本語の書籍をFuelPHPユーザの方に提供することです。そのため本書は日本ですでにFuelPHP を使っている10 人以上のユーザの方に査読されています。

本書で学習されたみなさんが、FuelPHP を気に入り、使いこなせるようになり、Web アプリケーションを楽しく作成できるようになることを願っています。

(「はじめに」より抜粋)

書誌情報

  • 著者: 鈴木憲治
  • 発行日:
  • 最終更新日: 2012-08-03
  • バージョン: 1.0.0
  • ページ数: 337ページ(A4PDF版換算)
  • 対応フォーマット: EPUB, PDF
  • 出版社: 達人出版会

対象読者

フレームワークを使っていないPHPユーザ、またはPHPで使えるフレームワークを検討している人

著者について

鈴木憲治

FuelPHPまとめWiki管理人。プログラマ。2012年6月現在、日本に5人しかいない「PHP5技術者認定上級試験」の認定者の1人。1999年より日常的にGNU/Linuxを使っている(現在、Ubuntuユーザ)。Namazu Project、zaurus-ja、Usagi Projectなどさまざまなオープンソースプロジェクトに関わる。FuelPHPをPHPの3大フレームワークの1つにしようと画策している。著書に『PHP逆引きレシピ』『CodeIgniter徹底入門』(翔泳社)、『Webサイト制作者のためのPHP入門講座』(技術評論社)。

目次

はじめに

  • こんなフレームワークが欲しかった!
  • FuelPHPの開発者から日本のユーザへのメッセージ
  • 本書の対象読者
  • 本書の構成
  • 本書の動作確認環境
  • 本書の表記
  • 本書のサポートサイト
  • 謝辞

第1部 入門編

第1章 FuelPHPとは?

  • 1.1 フレームワークとは?
    • 1.1.1 フレームワークとライブラリの違い
    • 1.1.2 フレームワークを使う利点
  • 1.2 FuelPHPとは?
  • 1.3 FuelPHPの特徴
    • 1.3.1 FuelPHPの設計思想
    • 1.3.2 FuelPHPの利点
  • 1.4 FuelPHPのライセンス
  • 1.5 FuelPHPの開発体制
    • 1.5.1 コミュニティ主導
    • 1.5.2 開発の拠点
  • 1.6 FuelPHPのコミュニティ
    • 1.6.1 日本語の情報サイト
    • 1.6.2 公式ドキュメントの日本語化

第2章 開発環境の構築

  • 2.1 FuelPHPでの開発に必要なソフトウェア
    • 2.1.1 Gitとは?
    • 2.1.2 Eclipse/PDTとは?
    • 2.1.3 MakeGoodとは?
  • 2.2 Windowsでの開発環境の構築
    • 2.2.1 XAMPP for Windowsのインストール
    • 2.2.2 Eclipseのインストール
    • 2.2.3 PDTのインストール
    • 2.2.4 MakeGoodのインストール
    • 2.2.5 Word Wrapのインストール
    • 2.2.6 PHPUnitのインストール
    • 2.2.7 msysgitのインストール
    • 2.2.8 FuelPHPのインストール
  • 2.3 Mac OS Xでの開発環境の構築
    • 2.3.1 MAMPのインストール
    • 2.3.2 Eclipseのインストール
    • 2.3.3 PDTのインストール
    • 2.3.4 MakeGoodのインストール
    • 2.3.5 Word Wrapのインストール
    • 2.3.6 PHPUnitのインストール
    • 2.3.7 Gitのインストール
    • 2.3.8 FuelPHPのインストール
  • 2.4 GNU/Linuxでの開発環境の構築
    • 2.4.1 XAMPP for Linuxのインストール
    • 2.4.2 Eclipseのインストール
    • 2.4.3 PDTのインストール
    • 2.4.4 MakeGoodのインストール
    • 2.4.5 Word Wrapのインストール
    • 2.4.6 PHPUnitのインストール
    • 2.4.7 Gitのインストール
    • 2.4.8 FuelPHPのインストール
  • 2.5 FuelPHPの設定
    • 2.5.1 config.phpの変更
  • 2.6 Eclipse/PDTの設定
    • 2.6.1 文字エンコーディングの設定
    • 2.6.2 PHP実行可能ファイルの設定
    • 2.6.3 PHPデバッグの設定
    • 2.6.4 fuelphpプロジェクトの作成
    • 2.6.5 自動補完の設定
    • 2.6.6 Word Wrapの使い方

第3章 はじめてのFuelPHP

  • 3.1 はじめてのFuelPHPプログラミング
    • 3.1.1 PHPでファイル表示プログラムを作る
    • 3.1.2 FuelPHPでファイル表示プログラムを作る
  • 3.2 “Hello World!”で学ぶFuelPHPの基本
    • 3.2.1 コントローラとは?
    • 3.2.2 コントローラのみのHello World!
    • 3.2.3 ビューとは?
    • 3.2.4 ビューを使用したHello World!
  • 3.3 FuelPHPのURL
  • 3.4 FuelPHPのフォルダ構成
    • 3.4.1 全体のフォルダ構成
    • 3.4.2 appフォルダの構成

第4章 FuelPHPのMVC

  • 4.1 MVCとは?
    • 4.1.1 ビュー
    • 4.1.2 モデル
    • 4.1.3 コントローラ
  • 4.2 コントローラ
    • 4.2.1 コントローラの規約
    • 4.2.2 コントローラとURLの関係
    • 4.2.3 コントローラからの返り値
    • 4.2.4 コントローラの特殊なメソッド
    • 4.2.5 Templateコントローラ
    • 4.2.6 Restコントローラ
    • 4.2.7 Hybridコントローラ
  • 4.3 ビュー
    • 4.3.1 ビューの規約
    • 4.3.2 ビューの使い方
    • 4.3.3 レイアウト機能
  • 4.4 モデル
    • 4.4.1 モデルの規約
    • 4.4.2 モデルの使い方
  • 4.5 ビューモデル
  • 4.6 モジュール

第5章 FuelPHPの機能概要

  • 5.1 FuelPHPの処理フロー
  • 5.2 環境別の設定ファイル
    • 5.2.1 環境の設定
    • 5.2.2 有効になる設定ファイル
  • 5.3 ルーティング
    • 5.3.1 基本的なルーティング
    • 5.3.2 予約済みのルート
    • 5.3.3 正規表現によるルーティング
    • 5.3.4 高度なルーティング
  • 5.4 セキュリティ
    • 5.4.1 FuelPHPのセキュリティ機能
    • 5.4.2 安全なWebアプリケーション構築のための原則
  • 5.5 Coreクラス
    • 5.5.1 コアとなるクラス
    • 5.5.2 データベース関連のクラス
    • 5.5.3 HTML関連のクラス
    • 5.5.4 HTTP関連のクラス
    • 5.5.5 ファイル関連のクラス
    • 5.5.6 その他のクラス
    • 5.5.7 Coreクラスの使い方
  • 5.6 パッケージ
  • 5.7 名前空間とオートロード
    • 5.7.1 名前空間とは?
    • 5.7.2 名前空間とクラス名のエイリアス
    • 5.7.3 FuelPHPの名前空間
    • 5.7.4 オートロード
  • 5.8 HTTPエラー処理
    • 5.8.1 404エラー
    • 5.8.2 500エラー
  • 5.9 データベース機能
    • 5.9.1 DBクラス
    • 5.9.2 クエリビルダー
    • 5.9.3 DBUtilクラス
    • 5.9.4 データベースマイグレーション
    • 5.9.5 ORMパッケージ
  • 5.10 デバッグとログ出力
    • 5.10.1 デバッグ用メソッド
    • 5.10.2 プロファイラ
    • 5.10.3 ログ出力
  • 5.11 コマンドラインからの実行(タスク)
    • 5.11.1 タスクの作成方法
    • 5.11.2 タスクの実行方法
  • 5.12 コマンドラインからのコード生成

第6章 FuelPHPの拡張

  • 6.1 ライブラリの作成
    • 6.1.1 クラスの初期化
  • 6.2 サードパーティ製ライブラリの使用
    • 6.2.1 PSR-0準拠のライブラリの使用
  • 6.3 Coreクラスの拡張
  • 6.4 イベントによる拡張
    • 6.4.1 ユーザ定義イベント

第7章 FuelPHPでのユニットテスト

  • 7.1 ユニットテストとは?
    • 7.1.1 テストの自動化
    • 7.1.2 テスティングフレームワーク
    • 7.1.3 PHPUnitとは?
  • 7.2 はじめてのPHPUnit
    • 7.2.1 テストコードの作成
    • 7.2.2 テストの実行
    • 7.2.3 setUp()とtearDown()
    • 7.2.4 データプロバイダ
  • 7.3 FuelPHPでのユニットテスト
    • 7.3.1 Coreクラスのユニットテスト
    • 7.3.2 アプリケーションのユニットテスト
    • 7.3.3 MakeGoodの設定
    • 7.3.4 MakeGoodからのテストの実行

第2部 実践編

第8章 コンタクトフォームの作成

  • 8.1 コンタクトフォームの設計
    • 8.1.1 機能の洗い出し
    • 8.1.2 ページ遷移とメソッド名の検討
    • 8.1.3 ビューのデザイン
    • 8.1.4 フォームの設計
    • 8.1.5 フォルダ構成
  • 8.2 コンタクトフォームのコーディング
    • 8.2.1 入力ページのビューの作成
    • 8.2.2 コントローラファイルの作成
    • 8.2.3 入力ページのアクションメソッドの作成
    • 8.2.4 検証ルールの定義
    • 8.2.5 確認ページのアクションメソッドの作成
    • 8.2.6 確認ページのビューの作成
    • 8.2.7 検証エラーメッセージの日本語化
    • 8.2.8 完了ページのアクションメソッドの作成
    • 8.2.9 完了ページのビューの作成

第9章 コンタクトフォームの改良

  • 9.1 入力データの検証の強化
    • 9.1.1 文字エンコーディングの検証
    • 9.1.2 例外の作成
    • 9.1.3 入力フィルタのテスト
    • 9.1.4 入力フィルタの追加
    • 9.1.5 入力フィルタの設定
    • 9.1.6 独自の検証ルールの作成
    • 9.1.7 独自の検証ルールの追加
  • 9.2 セキュリティ対策の強化
    • 9.2.1 クリックジャック対策
  • 9.3 ファンクショナルテストの追加
    • 9.3.1 ファンクショナルテストとは?
    • 9.3.2 Goutteのインストール
    • 9.3.3 FunctionalTestCaseクラスの作成
    • 9.3.4 入力ページのテスト
    • 9.3.5 フォームのテスト
    • 9.3.6 確認ページのテスト
    • 9.3.7 完了ページのテスト
  • 9.4 リファクタリング
    • 9.4.1 Fieldsetクラスの使用
    • 9.4.2 モデルの追加
    • 9.4.3 設定ファイルの使用

第10章 コンタクトフォームの機能追加

  • 10.1 データベースの使用
    • 10.1.1 データベースおよびユーザの作成
    • 10.1.2 データベース接続設定
    • 10.1.3 テーブルの設計
    • 10.1.4 テーブルの作成
    • 10.1.5 モデルの作成
    • 10.1.6 モデルのテスト
    • 10.1.7 コントローラの変更
  • 10.2 管理ページの追加
    • 10.2.1 パッケージを使用するための設定
    • 10.2.2 SimpleAuthの設定
    • 10.2.3 Userモデルの作成
    • 10.2.4 管理者ユーザの登録
    • 10.2.5 管理ページの生成
    • 10.2.6 管理ページの閲覧
    • 10.2.7 生成されたコードの変更
  • 10.3 コードカバレッジ解析
    • 10.3.1 コードカバレッジレポートの設定
    • 10.3.2 コードカバレッジレポートの作成

リモートデバッグ

  • リモートデバッグの実行方法
    • Debugパースペクティブへの切り替え
    • ブレークポイントの設定
    • デバッグの実行
    • デバッグの制御
    • デバッグの終了
    • ブレークポイントの条件設定
    • 使用するブラウザの変更

参考文献

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