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内容紹介
実験計画の基礎からコンピュータ実験まで!技術開発・製品開発に必須な実験計画法について、統計解析の予備知識から解説を行い、実務に使えるよう、具体例を通して分散分析法から応答曲面法、ロバスト設計およびコンピュータ実験計画を学ぶ事ができる。また、SASの統計ソフトウェアJMPを使って、どのようにコンピュータ実験を行うと効果的かを解説している。実務で実験計画を行う技術者に、最適の書である。
書誌情報
- 著者: 河村 敏彦
- 発行日: 2016-03-03 (紙書籍版発行日: 2016-02-29)
- 最終更新日: 2016-03-03
- バージョン: 1.0.0
- ページ数: 231ページ(PDF版換算)
- 対応フォーマット: PDF, EPUB
- 出版社: 近代科学社
対象読者
オペレーションズ・リサーチ, 統計・確率,統計解析,統計的検定,実験計画法,回帰分析に興味がある人
著者について
河村 敏彦

1975 年広島県に生まれる
2004 年広島大学大学院工学研究科複雑システム工学専攻 博士後期課程修了博士(工学)
2006 年大学共同利用機関法人情報・システム研究機構 統計数理研究所データ科学研究系・助手,リスク解析戦略研究センター,総合研究大学院大学複合科学研究科統計科学専攻(兼)
2011 年ジョージア工科大学産業システム工学科(Georgia Institute of Technology Industrial & Systems Engineering)客員研究員(2012年3月まで)
現在 島根大学医学部附属病院医療情報部・准教授,統計数理研究所サービス科学研究センター・客員准教授(兼)
専攻 統計的品質管理,品質工学
著書『設計科学におけるタグチメソッド』(共著,日科技連出版社,2008年)『ロバストパラメータ設計』(日科技連出版社,2011年)『統計モデルによるロバストパラメータ設計』(共著,日科技連出版社,2013年)『新版信頼性ガイドブック』(分担,日科技連出版社,2014年)『製品開発のための統計解析入門—JMP による品質管理・品質工学—』(近代科学社,2015年)
目次
はじめに
目次
1 統計解析を学ぶための予備知識
- 1.1 母集団・標本
- 1.2 QC七つ道具によるデータのまとめ方
- 1.3 平均・分散・標準偏差
- 1.4 要約統計量
- 1.5 散布図・相関分析
- 1.6 確率密度関数・分布関数
- 1.7 期待値と分散
- 1.8 正規分布
- 1.9 統計量の基本分布
- 1.10 χ2分布
- 1.11 t分布
- 1.12 F分布
2 統計的検定と推定の基礎
- 2.1 仮説検定の考え方
- 2.2 推定の考え方
- 2.3 母分散に関する検定と推定
- 2.4 母平均に関する検定と推定
- 2.5 母平均の差に関する検定と推定(対応がある場合)
- 2.6 2つの母分散の比に関する検定と推定
- 2.7 2つの母平均の差に関する検定と推定
3 実験計画法の基礎―分散分析―
- 3.1 実験計画法とは
- 3.2 1元配置法―分散分析―
- 3.3 2元配置法―分散分析と交互作用―
- 3.4 3元配置法―分散分析とロバスト設計の考え方―
- 3.5 直交表実験―分散分析と回帰分析―
4 回帰分析の基礎―単回帰分析と重回帰分析―
- 4.1 単回帰分析
- 4.2 単回帰分析における検定と推定
- 4.3 単回帰モデルにおける残差分析
- 4.4 重回帰分析
- 4.5 変数選択
- 4.6 ダミー変数を用いた重回帰分析
5 統計的工程管理
- 5.1 管理図とは
- 5.2 管理図の描き方
- 5.3 管理図の見方
- 5.4 工程能力指数
6 実験計画法―応答曲面法とロバスト設計―
- 6.1 応答曲面法の基礎
- 6.2 応答曲面法―信号因子がある場合―
- 6.3 ロバスト設計―信号因子がある場合―
- 6.4 動特性に対するSN比解析
- 6.5 応答曲面法―重回帰分析―
- 6.6 応答曲面法―ロジスティック回帰分析―
- 6.7 多特性最適化―同時要因解析―
- 6.8 制約付きロバスト最適化
7 コンピュータ実験
- 7.1 コンピュータ実験の基礎
- 7.2 コンピュータ実験―交流回路モデル―
- 7.3 製造段階におけるロバスト設計
- 7.4 設計開発段階におけるロバスト設計