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デザインエンジニアリング入門

近代科学社Digital

3,850円 (3,500円+税)

本書は、名古屋国際工科専門職大学と沖縄工業高等専門学校での講義資料に基づき、デザインとエンジニアリングの融合を説く一冊です。本書は「入門」を「自ら問いを立て、未踏の領域を切り拓く能動的な行為」と再定義し、読者が新たな仮説を立案・検証することを期待しています。

【注意】本書のEPUB版は固定レイアウト型になっております。文字の大きさの変更や検索、引用などはお使いいただけません。画面の大きい端末でご利用ください。

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内容紹介

本書は、名古屋国際工科専門職大学と沖縄工業高等専門学校での講義資料に基づき、デザインとエンジニアリングの融合を説く一冊です。従来、デザイン思考とシステム開発は個別の領域とされてきましたが、現代の製品・サービス提供には両者の統合が欠かせません。

本書は「入門」を「自ら問いを立て、未踏の領域を切り拓く能動的な行為」と再定義し、読者が新たな仮説を立案・検証することを期待しています。扱う話題は社会システム、価値創造、要求工学、ソフトウェア・アーキテクチャなど多岐にわたります。

特徴として、筆者独自の知識創造法や「Promptテンプレート」といった生成AI活用法、アーキテクチャ設計手法などが具体的に紹介されています。課題発見と解決手法を学び、発展し続ける社会技術システムのデザインに挑むための基礎を提供するガイドです。

書誌情報

  • 著者: 山本 修一郎
  • 発行日:
  • 最終更新日: 2026-03-06
  • バージョン: 1.0.0
  • ページ数: 292ページ(PDF版換算)
  • 対応フォーマット: PDF, EPUB
  • 出版社: 近代科学社Digital

対象読者

エンタープライズアーキテクチャ,サイバーフィジカルシステム,要求工学,ソフトウェア・アーキテクチャ,デザイン思考,QAP,欠陥未然防止分析,DPA,SPRME,社会技術システムに興味がある人

著者について

山本 修一郎

1979年名古屋大学大学院工学研究科情報工学専攻修了.同年日本電信電話公社入社.2002年(株)NTTデータ技術開発本部副本部長.2007年同社初代フェロー,システム科学研究所所長.2009年名古屋大学教授.2020年名古屋大学名誉教授.同年電子情報通信学会フェロー.現在,名古屋国際工科専門職大学情報工学科 学科長 教授.
著書『要求定義・要求仕様の作り方』(ソフト・リサーチ・センター,2006)『ゴール指向による!! システム要求管理』(ソフト・リサーチ・センター,2007)『CMCで変わる組織コミュニケーション』(NTT出版,2010)『要求開発の基礎知識』(近代科学社Digital,2019)『DXの基礎知識』(近代科学社Digital,2020)『情報技術者倫理の基礎知識』(近代科学社Digital,2025)

目次

まえがき

第1章 デザインエンジニアリングの概念

  • 1.1 デザインとは
  • 1.1.1 デザイン
  • 1.1.2 デザインエンジニアリング
  • 1.2 デザインエンジニアリングの対象
  • 1.3 デザインの三角形
  • 1.4 デザイン思考
  • 1.4.1 デザイン思考のフェーズ
  • 1.4.2 ダブルダイヤモンド
  • 1.5 構造化デザイン思考

第2章 社会とデザイン

  • 2.1 社会システム
  • 2.1.1 デジタル技術の社会への影響
  • 2.1.2 SoSの概念と特性
  • 2.2 社会課題とシステム思考
  • 2.3 ソフトシステム方法論
  • 2.3.1 CATWOE
  • 2.3.2 コンセプタゴン
  • 2.4 問題定義と問題解決
  • 2.5 社会的デザイナー

第3章 価値創造とデザイン

  • 3.1 顧客価値
  • 3.1.1 ビジネスモデル
  • 3.1.2 ビジネスモデルキャンバス
  • 3.1.3 バリュープロポジションキャンバス
  • 3.1.4 顧客価値連鎖分析
  • 3.1.5 バリューストリーム
  • 3.2 イノベーション理論・ジョブ理論
  • 3.2.1 イノベーション理論
  • 3.2.2 ジョブ理論
  • 3.3 アクターネットワーク理論
  • 3.4 KJ法
  • 3.5 アイデアを考える

第4章 ビジネスとデザイン

  • 4.1 ビジネスと情報システム
  • 4.2 ビジネスと制約理論
  • 4.2.1 制約理論による改善
  • 4.2.2 ITによる改善
  • 4.3 ビジネスモデルとビジネス戦略
  • 4.4 ビジネスプロセス手法
  • 4.4.1 IDEF0
  • 4.4.2 BPMN
  • 4.4.3 自工程完結(JKK)
  • 4.4.4 欠陥未然防止(DPD)

第5章 サービスとデザイン

  • 5.1 サービスの概念モデル
  • 5.1.1 情報サービス
  • 5.1.2 Webサービス
  • 5.1.3 ユビキタス・サービス
  • 5.2 サービスデザイン
  • 5.2.1 サービスモデル
  • 5.2.2 サービスデザインプロセス
  • 5.2.3 Webサービスのデザイン
  • 5.2.4 製品サービスシステム(PSS)
  • 5.2.5 サービス品質のデザイン
  • 5.3 人間とコンピュータの相互作用
  • 5.3.1 ペルソナ
  • 5.3.2 シナリオ法
  • 5.3.3 カスタマージャーニーマップ
  • 5.3.4 サービスブループリント
  • 5.3.5 人間とコンピュータの相互作用の設計

第6章 知識創造とデザイン

  • 6.1 知識創造 暗黙知と形式知
  • 6.2 IGET知識変換モデル
  • 6.3 知識のデザイン方法論
  • 6.3.1 知識の分解と結合
  • 6.3.2 知識の分解による統合
  • 6.4 問題解決知識
  • 6.5 知識移転
  • 6.6 欠陥原因究明知識

第7章 エンタープライズ・アーキテクチャ(EA)とデザイン

  • 7.1 アーキテクチャの位置付け
  • 7.2 エンタープライズ・アーキテクチャ(EA)の発展
  • 7.2.1 エンタープライズ・アーキテクチャ(EA)の歴史
  • 7.2.2 Zachmanフレームワーク
  • 7.2.3 EAPM
  • 7.2.4 EAAS
  • 7.2.5 TOGAF
  • 7.3 EAモデリング言語ArchiMate
  • 7.4 顧客価値とArchiMate
  • 7.4.1 問題分析パターン
  • 7.4.2 ArchiMateによるジョブ理論
  • 7.4.3 バリュープロポジションキャンバス(VPC)とArchiMate
  • 7.5 ビジネスプロセスとArchiMate

第8章 サイバーフィジカルシステムとデザイン

  • 8.1 サイバーフィジカルシステム(CPS)
  • 8.2 CPSアーキテクチャ
  • 8.2.1 CPSの発展
  • 8.2.2 CPSアーキテクチャ
  • 8.3 CPSの顧客価値
  • 8.3.1 Industry4.0
  • 8.3.2 ビッグデータ
  • 8.4 CPSとArchiMate
  • 8.4.1 CPSアーキテクチャ
  • 8.4.2 ArchiMateによるスマートシティ参照アーキテクチャ

第9章 要求工学とデザイン

  • 9.1 要求工学とデザイン思考
  • 9.2 要求工学プロセス
  • 9.2.1 要求工学プロセスの各工程
  • 9.2.2 要求コミュニケーション問題
  • 9.3 要求抽出技法
  • 9.4 要求モデル
  • 9.4.1 構造化分析
  • 9.4.2 オブジェクト指向分析
  • 9.4.3 ビジネスプロセス完全性
  • 9.5 要求仕様化
  • 9.5.1 要求工学国際標準
  • 9.5.2 要求記述構文
  • 9.5.3 機能要求の構成要素
  • 9.5.4 要求仕様の完全性
  • 9.5.5 ビジネスIT整合性
  • 9.6 要求仕様の確認
  • 9.6.1 要求レビュー手法
  • 9.6.2 要求レビュー手法の共通点と相違点
  • 9.6.3 統合要求レビュー

第10章 非機能要求とデザイン

  • 10.1 非機能要求
  • 10.1.1 品質特性
  • 10.1.2 制約
  • 10.2 非機能要求とアーキテクチャ
  • 10.2.1 非機能要求とシステムレベル
  • 10.2.2 品質特性シナリオ
  • 10.3 例外と非機能要求
  • 10.4 UXデザインと非機能要求
  • 10.5 倫理要求

第11章 安全性・セキュリティとデザイン

  • 11.1 安全性
  • 11.1.1 安全に関する基本用語
  • 11.1.2 システム安全
  • 11.2 安全性の保証手法
  • 11.2.1 安全性ケース
  • 11.2.2 現代システムのリスク
  • 11.2.3 システム安全原則
  • 11.2.4 ハザード分析
  • 11.3 システム安全知識
  • 11.3.1 システム安全プログラム知識
  • 11.3.2 システム安全要求分析知識
  • 11.3.3 システム安全分析・設計検証知識
  • 11.3.4 システム安全設計法知識
  • 11.3.5 システム安全保証プロセス知識
  • 11.4 デザイン対象の安全性保証
  • 11.4.1 GSN
  • 11.4.2 SPRME
  • 11.4.3 統一的保証ケースパターン
  • 11.5 セキュリティと安全性
  • 11.6 人的セキュリティ要因
  • 11.6.1 人的セキュリティ
  • 11.6.2 不正の三角形

第12章 ソフトウェア・アーキテクチャとデザイン

  • 12.1 ユーザーストーリーとアジャイル開発
  • 12.1.1 アジャイル開発
  • 12.1.2 アジャイル手法と文書化
  • 12.1.3 ユーザーストーリー
  • 12.2 データ・アーキテクチャ
  • 12.3 オブジェクト指向分析
  • 12.4 アプリケーション・アーキテクチャ
  • 12.5 UI分析
  • 12.5.1 GOMS分析
  • 12.5.2 行動の7段階モデル

あとがき

索引

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