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Apache POI入門

ラトルズ

2,095円 (1,905円+税)

ビジネスでの用途が多いExcelに特化し、POIでExcelドキュメント作成の自動化をどこまでできるかを「〜したい時にはどうするか」という、逆引きスタイルで多数の実例を用いて解説します。

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内容紹介

Apache POIとはMicrosoft ExcelやWordなどOffice製品が取り扱うOLE2複合ドキュメントをJavaから操作するためのクラスライブラリです。

たとえば、UNIXやLinux環境下でPHPとJavaを連携させてExcel帳票システムを操作する場合などで使われます。

本書では、ビジネスでの用途が多いExcelに特化し、POIでExcelドキュメント作成の自動化をどこまでできるかを「〜したい時にはどうするか」という、逆引きスタイルで多数の実例を用いて解説します。さらに一歩踏み込んで、POIの機能不足を補うカスタマイズの例、くわえて、日々のExcel業務効率化のために各種スクリプト言語でのPOIの利用についても言及し、より実践的で盛りだくさんの内容になっています。

書誌情報

  • 著者: 丸岡孝司
  • 発行日: (紙書籍版発行日: 2012-02-25)
  • 最終更新日: 2013-09-09
  • バージョン: 1.0.0
  • ページ数: 365ページ(PDF版換算)
  • 対応フォーマット: PDF
  • 出版社: ラトルズ

対象読者

UNIX系サーバー上でExcelファイルを読み書きしなければならないという苦境に陥っている人。マイクロソフトという権威に対して、心あるエンジニアが力を合わせて立ち向かう様に感動を覚える人。

著者について

丸岡孝司

1959年神戸市生まれ。
中小零細ソフトウェアハウスに勤務し、システム開発現場を転々とした後、現在フリーとして、やはりシステム開発現場を転々とする。2007年ごろより、ライターとしても活動中。
【主な著書】
絶対現場主義-VisualC#実践講座(ラトルズ)
絶対現場主義-VisualC#実践講座Webアプリケーション編(ラトルズ)
その他

目次

Chapter.1 アパッチPOIでいこう!

  • 1.1 マジでPOIする5秒前
  • 1.2 Apache POIとは
  • 1.3 本書の内容は
  • 1.4 本書の対象読者
  • 1.5 サンプルソースコードについて

Chapter.2 まずは下準備

  • 2.1 Windows環境でPOI
  • 2.2 とりあえず『こんにちは。世界』と挨拶させてみよう
  • 2.3 POI概説
  • 2.3.1. Excelドキュメント操作用クラス
  • 2.3.2. がらりと様変わりしたOffice2007プロダクト
  • 2.3.3. SSインターフェースを使って処理を共通化する

Chapter.3 Excel操作APIを使いこなす

  • 3.1 POIでWorkbook
  • 3.1.1. 空のワークブックを生成するには
  • 3.1.2. ワークブックを読み込むには
  • 3.1.3. 正体不明のワークブックを読み込むには
  • 3.1.4. パスワード保護されたワークブックを読み込むには
  • 3.1.5. 新しいシートを追加するには
  • 3.1.6. シートを複製するには
  • 3.1.7. シート名を変更するには
  • 3.1.8. 任意のシートを取得するには
  • 3.1.9. シートをイテレーター(反復子)で処理するには
  • 3.1.10. アクティブシートを取得設定するには
  • 3.1.11. シートの並び順を変更するには
  • 3.1.12. 任意のシートを削除するには
  • 3.1.13. 任意のシートの可視/不可視を切り替えるには
  • 3.1.14. ワークブックの表示/非表示を切り替えるには
  • 3.1.15. シートの印刷領域を指定/解除するには
  • 3.1.16. ワークブックをファイルに書き出すには
  • 3.1.17. セルのエイリアス(Name)を操作するには
  • 3.2 POIでSheet
  • 3.2.1. シートの選択状態を設定解除するには
  • 3.2.2. 自分がアクティブシートかどうかを取得するには
  • 3.2.3. シートを保護するには
  • 3.2.4. 新規にRowを追加するには
  • 3.2.5. 任意のRowを取得するには
  • 3.2.6. シートの開始行と終了行を取得するには
  • 3.2.7. 有効なRowだけを処理するには
  • 3.2.8. 任意のRowを削除するには
  • 3.2.9. Rowの位置を移動するには
  • 3.2.10. 任意の列の幅を指定するには
  • 3.2.11. 列の表示/非表示を切り替えるには
  • 3.2.12. 列の標準幅を指定するには
  • 3.2.13. 列の幅を自動的に設定するには
  • 3.2.14. ウインドウを分割し固定するには
  • 3.2.15. ウインドウを分割するには
  • 3.2.16. シートの倍率を設定するには
  • 3.2.17. シート枠線の可視・不可視を切り替えるには
  • 3.2.18. 行列番号の可視・不可視を切り替えるには
  • 3.2.19. シートのヘッダーやフッターを操作するには
  • 3.2.20. 行をグループ化するには
  • 3.2.21. 列をグループ化するには
  • 3.2.22. 標準CellStyleを操作するには
  • 3.2.23. 0の表示/非表示を切り替えるには
  • 3.2.24. Cellを結合するには
  • 3.2.25. Cellの結合情報を取得するには
  • 3.2.26. Cellの結合を解除するには
  • 3.2.27. オートフィルタを設定するには
  • 3.2.28. 画像を貼り込むには
  • 3.2.29. テキストボックスを描画するには
  • 3.2.30. 図形を描画するには(hssfのみ)
  • 3.2.31. 印刷時の余白を取得設定するには
  • 3.2.32. 強制改ページを設定するには
  • 3.2.33. 強制改ページを解除するには
  • 3.2.34. シートを縮小して1ページに印刷するには
  • 3.2.35. ページ中央揃えを設定するには
  • 3.2.36. プリンターの設定を取得するには
  • 3.2.37. 親のワークブックを参照するには
  • 3.3 POIでRow
  • 3.3.1. Cellを追加するには
  • 3.3.2. 任意のCellを取得するには
  • 3.3.3. 有効な開始Cellと終了Cellを取得するには
  • 3.3.4. 有効なCellだけを処理するには
  • 3.3.5. 任意のCellを削除するには
  • 3.3.6. Cellの位置を移動させるには
  • 3.3.7. Rowの高さを操作するには
  • 3.3.8. 行の表示/非表示を切り替えるには
  • 3.3.9. Rowの行番号を取得するには
  • 3.3.10. 親のSheetを参照するには
  • 3.4 POIでCell
  • 3.4.1. Cellのタイプを取得するには
  • 3.4.2. Cellの書式を設定するには
  • 3.4.2.1. 文字フォント
  • 3.4.2.2. 文字の配置
  • 3.4.2.3. 表示形式
  • 3.4.2.4. 前景色、背景色と塗り潰しパターン
  • 3.4.2.6. 文字の回転
  • 3.4.3. Cellに値を設定するには
  • 3.4.3.1. 文字列
  • 3.4.3.2. 数値
  • 3.4.3.3. 真偽値
  • 3.4.3.4. 日付
  • 3.4.3.5. 関数・式
  • 3.4.4. Cellの値を取得するには
  • 3.4.4.1. 文字列
  • 3.4.4.2. 数値
  • 3.4.4.3. 真偽値
  • 3.4.4.4. 日付
  • 3.4.4.5. 関数・式
  • 3.4.5. ハイパーリンクを設定するには
  • 3.4.6. 文字色を部分的に変更するには
  • 3.4.7. 文字のポイントを部分的に変更するには
  • 3.4.8. Cellコメントを操作するには
  • 3.4.9. 親のRowを参照するには
  • 3.4.10. 親の行番号を取得するには
  • 3.4.11. 親のSheetを参照するには
  • 3.5 POIFileSystemとOPCPacage

Chapter.4 さらにディープな活用

  • 4.1 未実装機能でつまずかないために
  • 4.1.1. 行の標準高さを操作する
  • 4.1.2. 計算式や関数を再計算させる
  • 4.1.3. Rowの行番号を設定する
  • 4.1.4. Rowに所属する全てのCellを消し去る
  • 4.1.5. Cellを選択状態にする
  • 4.1.6. 行単位の標準セルスタイルを設定する
  • 4.1.7. 列単位の標準CellStyleを設定する(xssf)
  • 4.1.8. その他図形の描画(hssf)
  • 4.1.9. グラフの挿入
  • 4.1.10. 各種描画オブジェクトの未実装部分
  • 4.1.11. 図形描画に関する致命的なバグ
  • 4.2 不可能を可能にする
  • 4.2.1. ワークブックを複製する
  • 4.2.2. ハイパーリンクを削除する
  • 4.2.3. ハイパーリンクを削除する(リベンジ)
  • 4.2.4. XSSFでCellの位置を移動させる
  • 4.3 テンプレートを活用する
  • 4.3.1. テンプレートを準備する
  • 4.3.2. Excel帳票出力クラスを実装する
  • 4.3.3. テンプレートを元に帳票を作成してみる

Chapter.5 POIと多言語連携

  • 5.1 JVMスクリプト言語で遊び心なPOI
  • 5.1.1. Jythonで“こんにちは。世界”と挨拶させるには
  • 5.1.2. JRubyで”こんにちは。世界”と挨拶させるには
  • 5.1.3. Groovyで”こんにちは。世界”と挨拶させるには
  • 5.1.4. Jawkで”こんにちは。世界”と挨拶させるには
  • 5.1.5. JBasicで”こんにちは。世界”と挨拶させるには
  • 5.2 Perlで大人のPOI
  • 5.2.1. ActivePerlで”こんにちは。世界”と挨拶させるには
  • 5.3 .NET Frameworkから禁断のPOI
  • 5.3.1. まずPOIを使わずに”こんにちは。世界”するには
  • 5.3.2. JavaWebサービスの作成と、簡易Webサービスサーバーの準備
  • 5.3.3. 禁断中の禁断 NPOI
  • 5.4 そうはいってもPHPで実務なPOI
  • 5.4.1. PHPで”こんにちは。世界”と挨拶させるには

Chapter.6 各種プロダクトの入手とインストール

  • 6.1 Jythonの入手とインストール
  • 6.2 JRubyの入手とインストール
  • 6.3 Groovyの入手とインストール
  • 6.4 Jawkの入手とインストール
  • 6.5 JBasicの入手とインストール
  • 6.6 ActivePerlとJava連携モジュールの入手とインストール
  • 6.7 NPOIの入手とインストール
  • 6.8 PHPとPHP/Java Bridgeのインストール